医療相談室-総合案内
医 療 相 談 室
(総合案内)
・自分の症状に対して正しい知識を得たい方
・体の変調や症状が気になるが、誰に何をどう聞いて良い
のか判らず不安な毎日を過ごしている方
・現在治療中だが、症状をうまく伝えきれていない方
近 頃では、TVや雑誌などで様々な情報が氾濫しています。
医 療に関しても同様で、不安をかき立てるもの、古い情報を伝えているもの、誤解を招く
もの、中には視聴者を混乱させ、誤った知識を与えるものまで見受けられます。
し かし、それらを選別することは非常にむつかしく、さらに、社会的地位や権威のある
発言者となれば無条件に頭の中に入り込むようです。
簡 単な事例で言えば、「脳腫瘍では頭痛がある。」だから「頭痛があれば脳腫瘍を疑う。」
ここまでは良いのですが、結果として「頭痛がするから脳腫瘍かも? だったらどうしよう。」
と受け止める方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
医 療の現場では、いくら確率が低くても深刻な病変から疑い、消去法的に的を絞って行く
のですが、それは専門家が正しい学識と検査のもとに行うことなのです。
結 果、メディアなどの情報では「頭痛だけでなく他の症状」や「判断は専門医に」とのコメント
は付けていますが、記憶には極端なイメージが残りやすく、結局、不安感のみが先行す
ることとなります。
T Vや雑誌の情報では一般論や可能性をテーマとしたものが多く、あなたの症状を正確に
判断するために適しているかどうかは簡単には答えられないでしょう。
あ なたの症状が何を訴えているものなのか?ということは専門医に委ねるのが最も確実
ですが、ここではその一助となるべき正しい情報を提供し、様々な症状を安易に考えたり、
必要以上に恐れたりせずに正しい知識で治療に臨んでいただければと考えています。
てらうち鍼灸整骨院/難治性疼痛治療センターてらうち 院長 寺内尚三