小児鍼
◆ 小児鍼の効果
- 乳幼児期に多い下記の症状など、乳幼児期のストレス症状と言えるものにも優れた効果があります。
- 治療は皮膚をさする「擦過はり」・「接触はり」であり、触れるくらいの軽い刺激で痛みはありません。
- 適応症状
夜 泣 き 夜 尿 症 疳 む し 小児喘息 ひきつけ キーキー声 夜 驚 症 乳 吐 き チック症 噛みつき 不 眠 症 下 痢 症 虚弱体質 食欲不振 鼻づまり - 適応年齢
0歳 ~ 小学校低学年 (小児疾患は15歳くらいまで)
◆ 治療費
- 健康保険は使えません。自由診療のみとなります。
初回 ‥‥‥ 2,000 円
次回 ‥‥‥ 1,800 円 - 通常3回治療が基本ですので、5,600 円 /月を目安にしてください。
◆ 治療スケジュール
- 月3回の治療を3ヶ月連続するプログラムが基本となります。
- 覚えやすい日(月初の月・火・水 または 毎月1日 など)を設定してください。
- 小児疾患などでは治療スケジュールが変わります。直接お尋ねください。
◆ 現代こそ小児鍼を!
- 小児鍼は明治以降に大阪を中心として盛んに行われている治療法です。
- 幼児期の成長は目覚ましく、体の成長だけでなく、脳神経網の成長とともに生まれ育つべき環境に適応するために様々な情報をインプットする速度も加速されます。
この時、情報の収集・整理・統合・判別などがおこなわれるのですが、スムーズに行えない場合にはイライラとした感情が生まれて来ていわゆる「疳の虫が出て来た」と言われる交感神経興奮状態になります。
- 小児鍼は血液循環を促進させるだけではなく、全身から今までとは違った体刺激を一定のリズムで一定量加えることにより、副交感神経を刺激して交感神経を鎮静させます。
- このことは、人格形成に重要な意味を持っていると考えられます。
複雑になった社会への適応性、人間関係における自己の抑制、自我の制御など、家庭教育や学校教育
では求められない因子が人格形成・人間形成のベースになっていることは容易に推測できるでしょう。
- 最近では「適応障害」や「学習障害」にはじまり、心療内科に通院される方、カウンセラーの指導を受けられる方、または、どれも拒否して自分の殻に閉じこもっている方、など、本人はもとよりご家族まで悩んでいらっしゃるケースが多く見られるようになってきました。
- 小児鍼を定期的に行うことにより、特に0歳から3歳ごろまでの第一次成長期に大脳神経網が整備され、より良い成長を促すための環境保全が整います。
- このページをご覧いただいたならば、小児鍼の必要性をご理解いただけるものと信じております。
- 世界中で日本にしかないこの素晴らしい「小児鍼」の伝統文化を自信を持ってお勧めいたします。