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自律神経科

◆ 自律神経科

  • 自律神経とは?
画像の説明

 
人間の体には気温・気圧・湿度変化への適応や、必要に応じたホルモン分泌、各臓器の機能 ・・・・・・・ などを自動的に調節し体の内部環境を適正に保つためのシステムがあります。

体をビルに例えればエアーコンディショナーやセキュリティシステムのように自動的にビル内(体内)の環境や安全を一括管理していると考えてください。

これらのシステムを管理しているのが自律神経であり、アクセルの役目(機能亢進作用)を「交感神経」が、ブレーキの役目(機能抑制作用)を「副交感神経」が受け持っています。(例外のケースもあります)

そして両者の微妙なバランスによりどんな状況に応じても柔軟に対応できるようになっているのです。


この「交感神経」と「副交感神経」の微妙なバランス調節機能は、まるで「やじろべえ」のように環境が右に傾けば左へ、左に傾けば右へ軌道修正し、常に平衡を保つように命令する司令官なのです。

そして、このように一定のポジションをキープする機能を生理学的に「恒常性保持機能」または「ホメオスタシス」と呼んでいます。

また、一定のポジション自体もその時々により臨機応変に対応しなくてはなりません。

例えば便意を感じた時であってもそれを上回る非常事態(特に身の危険が迫ったと感じたときなど)は便意など感じている場合じゃないでしょう。
 
この時には一時的ではあるにせよ「恒常性」から「非常性」「緊急性」にスイッチが入れ替わります。

このような重要な働きも「自律神経」が受け持っています。

 
人間が生きていく上で(体の)内部環境に適応することはもちろんのこと、外部環境にも瞬時に対応するということが必要であることからこのシステムの重要性がご理解いただけると思います。


  • 自律神経失調症とは?

    前項でご説明しましたが、自律神経は「やじろべえ」のように右に1傾けば左に1、左に2傾けば右に2 ・・・・・・・ というように必要に応じた軌道調節をしてくれます。

    しかし、正常反応が出来なくなったらどうでしょうか?

    右に1しか傾いていないのに左へ5戻ったり左に3傾いたのに右に1しか戻らなかったりしたら「やじろべえ」はいつまで経っても安定化せずに揺れ動きますね。

    これにより起こるさまざまな症状を指して自律神経失調症と呼んでいます。

  • 自律神経失調症の症状は?

    めまい、頭痛、耳鳴り、難聴、ふるえ、疲労感、血圧の不安定化、胃部膨満感、便秘、下痢、不眠、四肢冷感、発汗異常、動悸、息切れ、胸部圧迫感、胸痛、食欲不振、イライラ、集中力低下、肩こり、生理不順、
    不快感 ・・・・・・・ など、挙げだしたらきりがありません。

    また、これといった固有症候が無いので自律神経失調症だと診断されずに各科目をタライ回しにされている方も見受けられます。

    臓器選択性を持つ場合もあり、心臓神経症、胃腸神経症、呼吸神経症などと呼ばれることもあります。

    症状が悪化すれば立ち上がることも困難になり入院・点滴となる方も結構いらっしゃいます。



    また、特に多いめまい等により、エレベーターはもちろんのこと自動車や電車も怖くて外出できなくなり、更には人との会話で過緊張気味となり対人恐怖症やうつ症状にまで移行するケースもあります。 

  • メニエルについて

    「メニエル」と言っても「メニエル病」「メニエル症候群」があります。

    「メニエル病」の本態は内耳の内リンパ水腫だと考えられていますがその原因はわかっていません。


    症状は   1. めまい 2. 耳鳴り 3. 難聴   の3つが見られるものを言います。

    めまいは何のきっかけもなく突然おこる激しいぐるぐる回る(回転性)めまいであることが多く、持続時間は
    30分から数時間ににもなりますが2日以上になることはありません。

    まためまいと一緒に難聴や耳の塞がった感じ、あるいは耳鳴りなどの耳の症状が現れます。

    これらの耳の症状はめまいと一致しておきたり悪化したりします。



                 内耳の構造


    「メニエル症候群」は全くの原因不明とされていますが、前庭神経炎のようにめまいのみを主症状にするものの総称とされることもあります。

    「メニエル病」は30〜50代に多く見られ男女差はほとんどありません。

  • 更年期障害について

    更年期におけるホルモンバランスの急激な変化に伴って起こる自律神経症状が見られます。
    視床下部・下垂体・卵巣系の機能低下、とくに卵巣の機能低下が主たる原因の場合がほとんどです。

     
    即ち、卵巣機能の衰退により視床下部(内分泌および自律神経系の中枢)を中心に下垂体および末梢標的臓器、自律神経系調節機構、さらに大脳辺縁系からの影響との間の均衡に破綻を生じて起こると考えられています。

    しかし更年期は心理的・社会的にも不安定な時期でもあるので心因的要素も考えなければなりません。

    症状の種類・程度・期間などは個人差がありますが、一般的な症状としては次のようなものがあります。


         ● 急性症状 ・・・・・・・ 顔面紅潮、発汗異常、不眠、イライラ、
         ● 慢性症状 ・・・・・・・ 泌尿器系障害、腰痛、肩こり

      

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