≫≫≫≫≫≫≫≫  てらうち鍼灸整骨院は【痛み】、【シビレ】、【自律神経】に関する治療に特化した鍼灸整骨院です  ≪≪≪≪≪≪≪≪≪

Q&A

Q 1. なぜ痛みを感じるの?

 
痛みは体の警報装置です。

組織のダメージは神経を介して感じられますが、冷感、温感、圧迫感などが組織の限界まで達し、組織が破壊される直前になると段階に応じて痛みに変化し非常事態を教えてくれます。

また、痛みがあると無理をしませんよね。

結局、痛みによって局所の安静を見、回復のための条件を整えるということが言えます。

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Q 2. 痛みがあっても無理に動かした方がいいの?

 
回復の原則は安静であり、その間に回復力(自然治癒力)によって元通りになるのです。

治療とはこの自然治癒力を阻害する因子を排除したり足りないところを補ったりすることであり、無理に痛みに逆らうのは安静を要求している体を良くない方向に導いていることになるのです。

基本的に体とは利己的なものです。
体にとって良くないことが発生すればすべて排他的に感じます。

肩がこっている時には揉んでもらったら気持ちがいいのに、こっていない時には痛いかくすぐったいかうっとうしいかのどれかに感じるはずです。
また、こっている時でも力まかせに揉まれると痛いでしょう。

このように体にとって不要な因子はわずらわしく、不良な因子は痛みとなって感じるのです。

「痛くても ‥‥‥ 」と言うことがいかに間違った俗説かご理解いただけたでしょうか?

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Q 3. 痛みがあればすべて体にとって良くないこと?

 
いいえ。

前項でお話ししたことは完全ではありません。
痛みには排他的なものの他に快い痛み(治りそうな痛み)があります。

そのレベルの痛みは時として良い結果を生み出すことが多いのですが、決して無理をしないで下さい。ほどほどにしておかないと悪化することがあります。

特に運動療法においては専門医の指導を受けた方が良いでしょう。

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Q 4. 肩がこる時は筋の疲労が主因?

 
いいえ。

肩こりは、筋性疲労がベースですがその主因はいろいろ考えられます。

単純性の筋肉の疲労のほか、自律神経失調症、高血圧、低血圧、心疾患、肺がん、頸肩腕症候群、脊柱側弯症、魚の目・タコ・外反拇趾、眼精疲労、風邪 ……… など、あげ出したらきりがないほど考えられます。

肩こりぐらい」などと軽く考えないで、まずは専門医を受診されるのが良いでしょう。

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Q 5. 突き指をした時にはとりあえず引っ張った方がいいの?

 
いいえ。

骨折や脱臼ではないことが明らかでもむやみに引っ張ることはおすすめできません。

引っ張って良いケースと悪いケースがあるからです。

ここではその理由は省略しますが、捻挫をしたら(特に突き指の場合)なんでもかんでも引っ張ると言うような古い迷信は捨て、できるだけ応急処置のみにして整骨院などの医療機関にまかせた方が賢明でしょう。

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Q 6. 子供の手が何回も抜けるというのは?

 
一般に「子供の手が抜ける」と言われるのは「肘内障ちゅうないしょう)」のことを指しています。

ご質問では「習慣性肘内障」のようですが、全く心配は要りません。 
成長とともに再脱臼しなくなります。

治療はアッと言う間に終わりますが、骨折との鑑別が非常に重要なポイントとなります。

おかしいと思った時にはそのままの状態ですぐに整骨院を受診してください。

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Q 7. 椎間板ヘルニアとは?

 
椎間板ヘルニアとは、背骨(椎骨)と背骨(椎骨)の間にあるクッション(椎間板)の中身(髄核)が脱出(ヘルニア)することです。

問題は、脱出(ヘルニア)した髄核が神経根や脊髄を圧迫・刺激することで起こる神経症状であり、典型的なものが腰椎椎間板ヘルニアによって引き起こされる坐骨神経痛でしょう。

荷重(負担を掛けること)や冷えることは症状の悪化につながりますので、コルセットや晒などで保温・保護することをおすすめします。

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Q 8. 腰全体が重く痛むが、揉んでもらってもいいの?

 
腰全体が重くて痛いと言うことですが、おそらく「筋・筋膜性腰痛症」と思われます。

筋性症状か筋膜性症状かによって治療法は違いますので、鑑別もせずにいきなり揉んでもらうというのはお止めになったほうが良いでしょう。

特に、腰の奥の方が重苦しいと感じるならば整骨院での早期受診をおすすめします。 

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Q 9. 腰の奥が痛くてなかなか治らないのは何故?

 
筋には表在性のもの(皮膚に近いところにあるもの)と深在性のもの(皮膚の奥にあるもの)があります。

表在性のものは単純な機能、深在性のものは複雑な機能を有しています。

すなわち、奥深くの筋はさまざまな表在性の筋に関連した働きをすることが多く、日常生活においては仕事量は少ないけれども仕事をする回数が多いものと思ってください。

深在性の筋にはもともとタフなものが多いのですが、疲労状態に陥ってもなかなか休むことができないため、一度傷めると回復には時間がかかるのです。

専門医の指導とアドバイスを良く聞いて完全に治しましょう。

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Q 10. 腰痛予防の基本は?

 
腰痛の予防には腰椎前弯の減少による椎間孔や椎間関節のインピンジメント(ぶつかり )を少なくすることを基本としています。

簡単に言えば、背骨を上下に押し広げるということです。
そのためには股関節屈筋のストレッチや、腹筋・殿筋の強化を行うことが一般的な基本となっています。(さまざまな論はありますが・・・)

専門家の指導のもとにあなたにあったプログラムを作って下さい。

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Q 11. しゃがもうとすると、膝が痛くてしゃがめない

 
このケースではいろいろと原因が考えられますが、しゃがむ時だけでなく、立ち上がる時も痛みがあり、膝の中で何かが引っかかるように感じるならば半月板損傷が考えられるでしょう。

半月板は非常に損傷を受けやすいのですが、逆に治りも早く、気がつかないうちに損傷・治ゆしていることもあるところです。

しかし、損傷により大きな亀裂が入ってそれがめくれて関節内部に挟まった状態になると膝はある角度で固定されてしまい、屈伸が出来ないように動かなくなってしまいます。

この状態を「ロッキング」と呼び、程度によっては半月板を摘出することもありますが、3〜4ヶ月もすれば半月板はもと通りに再生するでしょう。

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Q 12. 膝を曲げる時、「クリッ」と言う音がする。これって異常?

 
臨床上「クリック音」と言われるもので、鑑別診断の要素となっています。

膝の屈伸時、クリック音とともに痛みや内側部か外側部に圧迫痛がある場合には半月板損傷か靭帯(じんたい)損傷が考えられるでしょう。

また、膝のお皿(膝蓋骨)周辺に圧痛があり、引っかかったような感じの痛みのある場合には滑膜ヒダ障害(タナ障害)が考えられます。

痛みを感じないのでしたらしばらく様子を見て、痛みを感じ出したらすぐに医療機関に相談してください。

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Q 13. 疲労骨折と言われた。骨が弱いの?

 
疲労骨折とは、正常な骨に軽度の外力が繰り返して加わり発生するものです。

原因としては次のようなことが考えられます。
  ?筋の慢性的な疲労により骨に加わる負担軽減作用が低下する為
  ?筋の骨に対する牽引力が過度に生じる為
各種のスポーツ選手、なかでも長距離選手に多く、女性に多発しています。

特に、スネの骨(脛骨上中1/3)や足の骨(第2中足骨)に多く見られる様です。

言い換えればストレス骨折であり、「疲労骨折だから骨が弱い」ということではありません。

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Q 14. コムラ返りの予防は?また、つった時は?

 
ふくらはぎの筋(腓腹筋)の疲労による持続性ケイレンを通称コムラ返りと呼びます。

予防としては十分なウォーム・アップとクール・ダウンが基本でしょう。

次にはふくらはぎを(足全体を)冷やさないこと。
特に寝る時には注意しましょう。

コムラ返りが起こってしまったらじかに手で把握してもう片方の手でつま先を持ち,ふくらはぎをゆっくりと伸ばすようにします。

もっとも、放っておいてもすぐにおさまるでしょうが、またおこりそうな予感のする時には両手で把握しておきましょう。

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Q 15. 外反拇趾の治療法は?

 
外反母趾は足の親指が外反に変形(指先が内側に変形)するもので、圧倒的に女性が多いようです。

だいたいがハイヒール(ちょっと窮屈めの)使用者に多く見られています。

さまざまな治療法や装具が新聞をにぎわしていることを見てもこれで悩んでいる方がいかに多いかを示していると思います。

臨床上効果率の非常に高い予防・治療法としてのテーピング治療法があります。

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Q 16. 老化で背中が曲がるのは何故? 遺伝では?

 
加齢とともに椎間板の変性が見られやすくなります。

人間の生活様式ではほとんどが前かがみであり、骨格的にも背中の骨は後方に沿っています。

前かがみを日常的に繰り返しているか背中を反る運動を怠っていると、椎間板の前方部の変性が特に進み、結果として背中が曲がってしまうと言うことです。

曲がってしまった背骨はもとにはもどりません。

日頃から、曲がらないように気をつけるか、背中の一点が痛むときには整骨院で指導してもらうかした方があなたのためでしょう。

遺伝的要素は今のところ考えられず、同じ生活様式や行動パターンが同じような結果を生み出すと考えられるでしょう。

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Q 17.  ケガをした時の応急処置は?

 
まず、ケガをした時には傷口があるかどうか(開放性かどうか)を確認して下さい。

出血などがあればまず流水で傷口を洗い流し、傷口を清潔なガーゼなどで押さえるようにしましょう。

  ①傷口があるとき
    まずは消毒です。次にアイシングをして、整形外科に受診して下さい。   
  ②傷口が無い時
    アイシングするだけでなく、患部の上下はタオルなどでくるんで冷えないようにします。

あとは患部に触らず、整骨院、整形外科などの医療機関を受診して下さい。

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